明るい鏡~本当のわたし、そしてあなたを映し出す

札幌のトラウマセラピスト、藤原ちえこのブログです。癒しにまつわる話、日々の出来事、宇宙のしくみ、特別養子縁組で迎えた我が子のこと等々、雑多に気まぐれに書き綴っています。(当ブログはリンクフリーです。皆様のお役に立てればとてもうれしいです) プレマカウンセリングルーム ©2007-2017 Chieko Fujiwara 

相談室ニュースより

皆様、

こんにちは。

本日、ものすごく久しぶりに(たぶん5年ぶりくらいに 笑)、北海道心理士会主催の研修会に行ってきました。

内容は悪くなかったのですが、やはり、予想通り、へとへとになりました。

その理由は、
私の身体が、もはや、5時間連続の座学を受け付けることができない体質になってしまっているからです。

15年ほど前に日本を出て以来、英国と米国での私の講義体験は、
少人数
活発なディスカッション
絵を描く、粘土をこねる、ロールプレイ、身体を使ったエクササイズなど、手足を使った活動が必ず入る
気が向けばいつでも寝転がったまま参加できる。途中でものを食べたり、トイレに行ったりなどの出入りも自由(ほんっと、カリフォルニアって感じなんですが 笑)

……といったものばかりであり、
大きな教室に100人単位で押し込められて、ずっと前を向いたまま、ひたすら先生の話を聞く……というスタイルは、話の内容にかかわらず、私にとってはかなりの拷問といえるものになってしまいました。

でも、ふと気づくと、日本の学校教育はみなこのスタイルな訳で、
子どもたちが、暴れだしたくなる気持ちも本当に分かります。

私も、帰り道、せっかく迎えにきてくれた夫に些細なことでキレてしまいました(笑)。

さて、いつも通り、前置きがすごく長くなってしまいましたが、
本日は、最近、私が勤務先の大学の学生相談室用に書いた相談室ニュースの内容をシェアしたいと思います。
学生向けに、かなり分かりやすく書いてありますので、皆様にも参考になれば幸いです。

ーーーーー

季節の変わり目、体調を崩しやすい時期ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今回は、
『 心と身体のつながり 』
についてのお話をします。

心と身体はつながっています

普段、私たちは心と身体を分けて考えがちです。
でも、本当に心と身体はバラバラに機能しているのでしょうか?
例えば、不安、うつ、恐怖症、パニック障害、夜眠れない……といった心の問題で困っているとき、皆さんの身体ではどんなことが起きているでしょう?
落ち込んでいる時→身体や胸が重い、だるい、疲れている…
不安、恐怖を感じている時→心臓がどきどきする、冷や汗が出る、胸が苦しい、呼吸が浅い…
夜眠れない時→身体が緊張している、手足が冷たい、呼吸が浅い……等々。
 こんなことが身体で起きているのに気づいたことはありませんか?

 それから、学校やバイトに行きたくないな…と思ったとき、
 本当に頭やお腹が痛くなったり、熱が出たりしたことや、
 どうしても行かなくちゃ…と思っても、身体が固まって、足が一歩も前に出なかったということはありませんか?

 また逆に、とてもうれしいことがあったり、ワクワクしたり、幸せな気分になったとき、
 胸がいい感じでドキドキしたり、ほわっと温かくなったり、手足にエネルギーが満ちあふれたり…
 といった体験をしたことはありませんか?

以上の例からも分かるように、心と身体は非常に密接につながっており、本来、分けて考えることはできないのです。
(詳しい説明は省きますが、それには自律神経系の働きが大きく関係しています)
心は本来、頭よりも、ずっと身体に近い場所で働いています。

以上を踏まえ、心が疲れた時に早く元気になる秘訣を、皆さんにこっそりお伝えしようと思います。

それは、「心地よい感覚とつながる」ことです。
心地よい感覚というのは、例えば、
温かい
やわらかい
落ち着く
すっきりする
軽い
わくわくする
楽に呼吸ができる
…などといった身体感覚のことです。

 ちなみに、「感覚」と「感情」の違いはお分かりでしょうか。
 「感覚」は上記のような「身体で感じる感覚」のことであり、
 「感情」は「うれしい」「楽しい」「悲しい」「寂しい」「怒っている」「怖い」といった心の動きのことです。
 癒しが起こるためには、上記のような「感情」を、身体レベルの「感覚」にまで落として、それに身体で気づくというプロセスが必要不可欠です。

 「そうは言っても、つらい時に心地よい感覚になんかつながれるわけがないよ」
 皆さんの中には、そう感じる方もたくさんいらっしゃるかもしれませんね。
 ではここで、「心地よい感覚」とつながるための秘訣をお教えしましょう。

 それは、
 「自分が好きなこと、元気が出ることを体験する」ことです。

 自分を元気にしてくれるものは、もちろん人によって違いますが、
 一般的には、次のようなものがあります。

家族、友人、先生など自分が好きな人たち
ペット
音楽
自然
趣味
スポーツ
おいしくて栄養のある食べ物
お気に入りの場所
やりがいのある勉強や仕事
自分の性格で好きなところ
宗教やスピリチュアリティ
……などなどです。

 こういった、自分を元気にしてくれるものを、英語では「リソース(資源)」と呼んでいます。
 あなたのリソースは何ですか?
 どんどん、自分でこのリストに加えていってみてくださいね。

 リストができたら、こうした自分のリソースを実際に体験したり、思い浮かべたりしてみてください。
その時、自分の身体ではどんなことが起きているか、身体感覚に注意を向けてみましょう。
そうですね、試しに、自分の好きな人をちょっと思い浮かべてみましょう。
そうすると、身体では何が起きますか?
胸がほわっと温かくなったり、身体の緊張が緩んだり、呼吸が少し深くなったりしていませんか?
これが、さきほど書いた「心地よい感覚」です。
こうした感覚に気づいたら、ただしばらくその感覚を味わってみましょう。
そしてまた、自分が元気になることをどんどん実際に体験してみましょう。

 このような体験を繰り返すことにより、少しずつ心が元気になっていきます。
 だまされたと思って、どうぞ一度試してみてください。

そして、「自分で試してみても、どうも今ひとつ元気になれない」という時は、いつでも学生相談室にお越しください。
一緒に元気になっていきましょうね。

ーーーー

それでは皆さん、どんどん寒くなりますが、どうぞお身体に気をつけてお過ごしくださいね。


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by premamft | 2012-09-30 21:21 | 心のケア
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