明るい鏡~本当のわたし、そしてあなたを映し出す

札幌のトラウマセラピスト、藤原ちえこのブログです。癒しにまつわる話、日々の出来事、宇宙のしくみ、特別養子縁組で迎えた我が子のこと等々、雑多に気まぐれに書き綴っています。(当ブログはリンクフリーです。皆様のお役に立てればとてもうれしいです) プレマカウンセリングルーム ©2007-2017 Chieko Fujiwara 

本当に癒されるためのヒント⑧「良いセラピー技法を選ぶ」その3

皆様、

こんにちは。

さてさて、ものすごくお待たせいたしましたが、癒しシリーズの続きです。

前回の記事で、良いセラピー技法とは、自分の身体につながることをサポートしてくれる技法だというお話をしました。

ここからが肝心なのですが、
自分の身体とつながるというのは、一体どういうことなのでしょうか?

例えば、
毎日ジョギングをしたり、ジムに通って身体を鍛えたり、
身体に良いサプリメントをたくさん飲んだり、食べ物に気を使ったり、
しょっちゅうマッサージや鍼に通って身体を整えたりしている人は、それだけで身体とつながっていると言えるでしょうか?


・・・答えは、「ノー」です。

ものすごくバリバリに身体を鍛えているアスリートでも、身体に全然つながっていない人はたくさんいます。
・・・そして、ここだけの話ですが、ものすごく身体の構造に詳しいボディワーカーさんの中にも、本当の意味で身体につながっていない人、わりといる気がします(爆)。

「身体操作がうまいこと」「カラダにいいことをたくさんしていること」「カラダを鍛えていること」と、
「カラダにつながること」は違います。
(その証拠に、身体をすごく鍛えている人ががんや心臓発作などでぽっくり亡くなってしまうケース、結構ありますよね)


「身体につながる」というのは、「身体に気づきを向ける」ことだと、私は思います。

この「気づきを向ける」というのが、シンプルなようでいて実はかなり難しいことなんですよね。

何故なら、人間には高度に発達した頭脳があるからです。

例えば、下手に解剖学や医学的な知識があると、
身体のどこかが痛くなったときに、「これはこの筋肉がこうなったから・・」「この骨が・・・」「この内蔵が・・・」と自分の知識で解釈したり、
「ここをこうすれば痛みが取れる・・」とすぐに解決の方に持っていったりしてしまうことがあります。
あるいは、そんな知識がなくても、身体感覚に注意を向けているうちにいろいろな思考が頭を横切り、気づいたら身体そっちのけで考えにふけっていたりします(これは私でもよくあります)。
ただ無心に、何の判断もせず、その瞬間の身体感覚と共にいることって本当に難しいのです。

その意味で、身体感覚とつながることは、瞑想の修行と少し似ているかもしれません。
瞑想も、頭に浮かぶさまざまな思考をその都度手放して、
「今、この瞬間」にいつづけるための技法です。
今この瞬間に生きてさえいれば、人間には何の問題もありません。
過去に起きたつらいことを思い出して嫌な気持ちになることもなければ、
未来の心配をしてくよくよすることもないわけですから。
そして、この瞬間にとどまるための最もシンプルな方法が、自分のからだに気づきを向け続けることです。
・・・難しいんですけどね(笑)。

からだには素晴らしい自己調整力(自然治癒力)が備わっているので、
例えば、どこかが痛いとしても、
その痛みを嫌がらず、痛みについて解釈をせず、ただその痛みと一緒にいるだけで、痛みが勝手に和らいでいくことは本当によくあります。
「嫌がらず解釈もしない」というのは、一人で行うには相当難しいので、それを実感したことがある人は少ないかもしれませんが。

余談ですが、こころの病気になったときに精神科に行っても、その病気が本当の意味で良くなることは絶対にありません(断言)。
精神科の役割は、症状が急性でものすごくつらいときに、そのつらくてたまらない症状を薬を用いて一時的に手っ取り早く緩和してくれることです。
(それはそれで、ものすごく大切な役割だと思います)
ただ、投薬治療は所詮は外部からの働きかけにすぎないので、
根本的な治癒が望めないのは当たり前です。
人間が本来持つ自然治癒力にアクセスすることなしに、本当の癒しはありえません。
私も、自分がこういう勉強をするまではよく知らなかったのですが、
精神科医は基本的に、向精神薬の処方を専門とする人で、カウンセリングやセラピーを専門とする人ではありません。
なので、いっとき症状が落ち着いて、本当の意味で自分を癒したいと思ったら、
どうぞ精神科以外の方法を模索してみてください。
そして、そのときには、ここで話している原則を用いてセラピーを行っているセラピストをどうぞ探してくださいね。


・・・・ここまでは、「癒しは頭ばっかりではダメ」というお話でした。

最後に、「癒しは身体ばっかりでもダメ」という話を、少しだけしたいと思います。

ここまでお読みになれば分かるように、私はかなりのカラダ信奉者なので、
「頭かカラダか、どちらかの癒しだけ選べ」と言われれば、身体を取ります。
すでに述べたように、身体には自分の無意識の声がたくさん詰まっているので、
心を楽にしようと思ったら、身体から入るのが一番ですからね。

・・・ただ、ボディワークやマッサージを受けて身体がゆるむと、今まで閉じ込めてきて感じないようにしてきた感情や、抑え込んでいた記憶があふれ出てきてしまうことがあります。
そうした激しい感情やつらい記憶が出てきたときには、普通のボディワーカーやマッサージセラピストでは、それらにどのように対処していいかまず分からないはずです。
(当たり前です。受けてきた訓練が違いますからね)
なので、そういったつらい感情や記憶が出てきたときには、やはり心理系の訓練も受けたセラピストのサポートを受けてくださいね。


さて、次回からはいよいよ、「良いセラピストとはどういうセラピストなのか(そしてそういうセラピストはどうやって見つければいいのか)」というお話をしたいと思います。
どうぞお楽しみに。


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子どもって、本当にいつも、100パーセント身体を使って生きてますよね。
つまり、私たちもかつてはみなそれができていたということ。
それって、すごく希望が持てませんか(笑)?


今日もどうぞ良い一日を。






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by premamft | 2016-07-14 06:00 | 癒し
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