身体の柔軟性を高める、いちばん効果的な方法

私はもう世間的には立派な中年の領域に入る年齢ですが、
(自分でもちょっと信じられません・・・時間が経つのって、何て早いんでしょう 笑)
実を言うと、今がこれまでの人生で最も身体が柔らかいです。
座って開脚したときに頭が床に着きますし、
立って前屈しても手が楽に床に届きます。
両脚をそろえて床に座って、両手で爪先をつかめます。
手を背中で合掌させることもできますし、
左右どちらの腕を上にしても、背中で両手を組めます。


あ、これ、全然自慢しているわけではありません(笑)。
ただ、自分でもちょっとびっくりしているのです。


だって、20代までの私は、本当に身体がガチガチに固かったんですから。
小学生のころ、身体測定で立位体前屈をすると、絶対にマイナスでしたし、
座って前屈しても(今の体力測定は立位ではなくこっちなんですね。知りませんでした 笑)手がつま先に全然届かないばかりか、
うまく背中を起こせないし、ひざ裏も床につかないので、その姿勢で座ることすら苦痛でした。


ずっと、自分は生まれつき身体が固いと思い込んでいました。
身体が固いせいか、幼少期の私は常に便秘でもありました。
(成人後に便秘で苦しんだことはほとんどないのですが)
20歳を過ぎてからはヨガ教室に通ったりして徐々に身体がほぐれてはきましたが、
その変化もごくわずかなものでした。


こんな私が、ここ数年、本当に身体が柔らかくなっている。
しかも、この数か月、さらに柔軟性が増している気がします。
10代や20代のころ、あれほど悩まされた肩こりも、今ではほとんどなくなりました。


皆さんは、私がよっぽど毎日、ヨガやストレッチに励んでいるとお思いでしょうか?


・・・いえ、ほとんどしていません。


身体を動かすのはとても気持ちが良いので、本当はもっと運動したいですが、
子育てと仕事が優先なので、ヨガのクラスに行ったり、山を散歩したりするのはせいぜい週に一度です。
友人のカリスマボディワーカーに、身体を意識的に使うことで柔軟性を高める方法を教えている方がいて、
私も数年前彼のクラスに参加して、とても良かったですが、
特に日ごろ、身体の使い方を意識しているわけでもありません。



では、何故こんなに身体が柔らかくなったのでしょう?


・・・・。

・・・・。

それは私がだいぶ「癒された」からだと思います。


今振り返ると、
さまざまな事情により、子どもの頃の私は、「力を抜く」とか、「本当に安心する」というのがどういう感覚なのか、まったく分かっていませんでした。
世の中は危険な場所だという無意識の思い込みがあり、
無意識はすべて身体に表れるので、
気づかないうちに、24時間365日、常に身体をこわばらせていたんだと思います。
もちろん、起きているときだけでなく睡眠中もです。
私の専門で言えば、「交感神経が常に過剰に活性化している状態」だったのです。



そのように、常に危険に対して無意識に身体が身構えていれば、
いくらストレッチしたりヨガをやったりしても、身体が柔らかくならなくて当たり前です。
むしろ、頑張ってストレッチするのは逆効果になります。
ベースにある緊張に働きかけることなく無理に筋肉を伸ばせば、ケガをしても当たり前だからです。
(つくづく、子どもの頃スポーツをしていなくて良かったと思います。もしスポーツ少女だったら今頃故障だらけだったことでしょう・・)


でも30代に入り、本格的に心身の癒しに取り組み始めて、
だんだん、世界が自分にとって安心できる場所になってきたおかげで、
身体がようやく、無意識の緊張を解くことができるようになったのです。


無意識の警戒をやめると、副交感神経が優位になります。
副交感神経が優位になると、筋肉、関節、内臓がすべてゆるみ、休息が可能になります。
そして筋肉と関節と内臓がゆるめば、身体が柔軟になって当たり前です。
なにひとつストレッチを頑張らなくても、
意識的に身体をコントロールしなくてもです。



自分が癒され、世界が自分にとって安心できる場所になってくると、
身体はひとりでに、本来の柔軟性を取り戻します。


そしてそれは、いくつになっても決して遅すぎることはありません。
それはこの私が生けるサンプルです(笑)。



今の私は、子ども時代とは比較にならないほど身体が柔らかいだけではなく、
体力も、20代のころよりずっとあります。
20代までの私はちょっと何かをするとすぐに疲れて寝込むし、
少し無理をするとすぐに風邪を引いたりするような虚弱な人間で、
何とか体力をつけようとジムに通って毎日何百メートルも泳いだりしていましたが(笑)、
今思えば、そりゃあ体力がつくわけがない。
当時の私は、常にアクセルを全開にしてエンジンを空吹かししていたようなものなので、
エネルギーが常に枯渇していても当たり前だったのです。


身体が固いのも、体力が落ちるのも、加齢とはあまり関係がない気がします。
その人の神経系が、どれだけ未解放のストレスを溜め込んでいるか。
それが一番の原因だと思います。


あなたがもし、
「自分は身体が固く、何をしても柔らかくならない」と感じているとすれば、
それはかつての私のように、身体が無意識に危険に対して身構えているからかもしれません。
もしそれに心当たりがあれば、
身体を柔軟にするために通った方がいいのは、ヨガクラスではなくセラピーです。


癒されれば、全然頑張らなくても、身体はするすると柔らかくなっていきます。
そして、身体が柔らかいと、本当に本当に楽です。
楽に歩けるし、長時間座っていても疲れないし、呼吸は楽だし、よく眠れる。
それに、だんだん無理をしなくなるので、ますます楽になります。
もちろん、気持ちもかろやかになります。


心とカラダって、本当につながっているのです。
それをどうぞ、覚えておいてくださいね。


今日も良い一日を。

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by premamft | 2017-06-08 05:43 | 心とカラダ

札幌のトラウマセラピスト、藤原ちえこのブログです。癒しにまつわる話、日々の出来事、宇宙のしくみ、特別養子縁組で迎えた我が子のこと等々、雑多に気まぐれに書き綴っています。(当ブログはリンクフリーです。皆様のお役に立てればとてもうれしいです☆) ☆2017年10月、ブログタイトルを変更しました。 プレマカウンセリングルーム


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