明るい鏡~本当のわたし、そしてあなたを映し出す

札幌のトラウマセラピスト、藤原ちえこのブログです。癒しにまつわる話、日々の出来事、宇宙のしくみ、特別養子縁組で迎えた我が子のこと等々、雑多に気まぐれに書き綴っています。(当ブログはリンクフリーです。皆様のお役に立てればとてもうれしいです) プレマカウンセリングルーム ©2007-2018 Chieko Fujiwara 

地震で気づいたこと その2〜食べ物には、めったなことでは困らない

前回の記事の続きです。
停電中、唯一気にかかったのが、冷蔵庫のことでした。

私は特に買い置き、作り置きをするタイプではないのですが、
そんな我が家の冷凍庫さえ、開けてみると結構ぎっしり食材が詰まっていたからです。

結果、それから数日間、せっせと冷凍庫内の食材消費に励むことになりました。

まずは、ブルーベリーを冷蔵庫の豆乳と合わせてスムージーに。
(美味しかったです!)
そして、夏に苫小牧まで摘みに行った野生のハスカップをジャムにしました。

以前大量に煮て小分けして保存していたゆであずきは、引き出しに入っていた白玉粉の団子と合わせてぜんざいにして、朝食に出しました。
娘は大喜びで、翌日も同じものをリクエストし、普段の朝食よりずっと食欲旺盛でしたo(^▽^)o。


冷凍庫には、春に友人からもらった、友人のお母さん作の大量のタラの芽の天ぷらとのし餅も入っていましたが、
それは当日の午後行きつけのカフェに持っていき、他のお客さんと一緒に食べました。

カフェの店主である友人が、震災の数時間後フェイスブックに、
「まだ停電中だけど、一人でいるのが不安な人はお越しください。
今日はお酒以外は無料とさせていただきます」とポストしてくれていたからです。

きっとあそこに行けば、誰かしらが食べてくれるに違いない。

そう思って持参したら、やはり、5−6人のお客さんが集まっていて、皆でまったり、お店の振る舞いカレーを食べたり、お茶を飲んだりして過ごしました。
(そして夜になり、ろうそくの光の下で語り合い、外で星を見て感動したのは、前回ポストした通りです)

ちなみにそのカフェは、翌日も振る舞いご飯を続け、
その時は、別のレストランで働いているお客さんが、冷凍庫が使えなくなったからと、ホッケやつぶやウニを持ち込んできたり、
他のお客さんも続々と食べ物を持って集まり、前日以上に盛況だったようです。
そして、入り口の「無料ごはんあります」の張り紙を見て、食べる場所がなくて困っていた観光客の人たちも何人かやってきたそうです。

同じように無料ご飯を振る舞うカフェは、他にもあったはずです。
(中心部の人気カフェでも、スープカレーを無料で提供していたと聞きました)


わたしは、登山やトレイルランニングをバリバリやりつつ、山菜やキノコを採取して保存食にしたり、家庭菜園で野菜を育てたり蜂蜜の自家採取までしていたりする、とてもパワフルな女性たちのグループに所属しているのですが、
その中の一人は、震災後すぐから、自宅の畑で採れた人参やケールを背負い、自転車で街を回っては、知り合いに出会うたびに野菜を配っていました(笑)。

市内の山を開梱して畑を作り、自給自足を学ぶというグループにも数年前から入っているのですが、
そこの畑にも行き、キャベツやきゅうり、小松菜を収穫してきました。


そういうことをやっていると、なんだか楽しくなってしまって、
食料を全く買わずに何日過ごせるか試しにやってみようと思ったら、
結局、震災から5日間、一度も食料品店に足を踏み入れず、
にもかかわらず、普段一日ほぼ一食しか食べないわたしには、その5日間はいつもより食べ過ぎだったくらいでした(^_^;)。



こんな状態だったのは、北海道の自給率が高いからだという見方もできますが、
それだけではないと私は思っています。


私の知り合いの高校生は、市内の避難所で数日過ごしていたのですが、
停電が復旧して自宅に戻るときには、
「間もなく賞味期限切れるから」といって、メロンパンを20個ももらったそうです(笑)。


災害の時でも、どこかに、何かしらの食べ物は必ずあるというのが、私の実感です。


なので、街を車で走りながら、
スーパーやドラッグストアの前の買い物客の行列を見ては、不思議な気持ちでいました。
なぜみんな、何時間も並んでまで食べ物や水をゲットしたいんだろうと。


並んでいる人のなかで、本当に空腹で、今すぐ食べ物が必要だという人はきっと、ほとんどいなかったのではないかと思います。

大抵の人は、この先食べるものがなくなったらどうしようという不安からだったのではないでしょうか。

私ですら、あちこちにできた行列を見たときには、
何か大変なことが起きているような気がして、一瞬不安にかられましたからね。

行列があるから、並んだという人も多かったのではないかと思います。
集団心理ですね。



私はこの春、タイで、9日間真っ暗な部屋にこもり、何も食べずに過ごす・・というリトリートに参加しました。
(その時の体験は、間もなくブログでもご紹介します。本当にパワフルな経験でした)
人間、何も食べなくても9日間は余裕で生きられるというのは、自分の身体で実証済みです。
そもそも、人の身体は、何も食べなくても最低3週間は生きられるようになっているみたいですからね。



今の日本で、飢えで死ぬことは非常に難しいです。
たとえ災害時でも。

それが実感できたのは、本当によかったと思います。



今も被災中の皆様に心よりお見舞い申し上げます。


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震災の2日後にみた夕焼け。
自然はいつでもメッセージを送ってきてくれますね。



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by premamft | 2018-10-05 05:16 | 震災
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